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The fisherman approach
Photographer
Alejandro Tejada
Country
Spain
Description
ストリートフォトグラフィーでは、私はよく「漁師のアプローチ」と「ハンターのアプローチ」を交互に使っています。
ハンターのアプローチは積極的に動き回り、目の前で起こる瞬間を追いかけるスタイルです。次のシャッターチャンスに集中し、止まることなく動き続けます。
一方、漁師のアプローチはその逆です。興味深いシーンを見つけ、構図を決めて待ちます。なぜなら構図がまだ完成していないからです。決め手となるのは、フレームにぴったり入る人物、もしくはフレームから去る人物です。忍耐強く待てば、イメージは必ず完成します。
この写真は漁師のアプローチで撮りました。居酒屋の壁と特に窓の構図に惹かれました。中で働く男性が時折窓の方を向きながら皿を洗うのに気づき、私は待つことにしました。30分間、彼は何度も前後に動き、ずっと背を向けていました。そして ついに、彼がこちらを向いた瞬間にシャッターを切りました。
Short Bio
スペイン出身、29歳のアレックスです。普段はソフトウェアエンジニアとして働いていますが、自由時間は写真オタクを楽しんでいます。いつも信頼できるデジタルカメラか父の35mmフィルムカメラを持ち歩くようにしています。写真は私に外出や旅、素晴らしい人々との出会いをもたらしてくれました。これからもずっとそうであり続けてほしいと願っています。
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