
TOKYO STREET PHOTOGRAPHY FESTIVAL 25
表現と視点の多様性が交差する、
ストリートフォトの現在地。
日本で唯一、ストリートフォトグラフィーに特化した国際公募展「TOKYO STREET PHOTOGRAPHY FESTIVAL(TSPF)」。
第3回となる今回は、過去最多となる27ヵ国・90名の写真家が参加し、世界中のストリートフォトが東京・世田谷に集結します。
ストリートフォトは、ただの記録やスナップにとどまりません。
リアルな日常を芸術的に捉えたり、社会に問いを投げかけたり、抽象的なイメージに昇華させたりと、極めて自由な表現が可能なジャンルです。
今年のテーマは「視点(Perspective)」。
写真家の文化的背景や性別、出自などに注目し、「女性」「男性」「アジア」「日本」「欧米」など、多様な視点によって構成された展示空間が出現します。
それぞれの視点が交差することで、「見る」という行為の本質に触れるような体験を提供します。
ここでしか見られない、国際的かつ現在進行形の“ストリートのまなざし”に出会える4日間。
写真表現の新しい可能性と、その奥にある視点の多様性を、ぜひ体感してください。
SPECIAL EXHIBITION
Women in Street
Through Her Lens: Australian Stories
12人の女性ストリートフォトグラファーが捉えた、現代オーストラリアのリアル。
パースからメルボルン、ブロークンヒルからシドニーまで、祭り、プライドイベント、地域の集い、そして何気ない日常風景——。
彼女たちの視点を通して浮かび上がるのは、多様性と自由な表現を大切にするオーストラリアの姿です。
本展は、「Women in Street」と「Unexposed Collective」に所属する12名の女性写真家によるコレクション。
それぞれの作品が個人的かつ芸術的なまなざしで、今この瞬間のオーストラリアを鮮やかに記録しています。
見る者に問いかけるのは、「私たちはこの日常をどのように見つめているか」。
女性の目線で綴られた、もうひとつのオーストラリアの物語をぜひご覧ください。
SPECIAL EXHIBITION
Somethingnoize
都市のざわめきをすくい取る視線
Somethingnoizeは、Kinho Lam、Joe Lee、Etienne Leungの3名によって2020年に結成された香港を拠点とする写真コレクティブです。
ストリートフォトグラフィを軸に、日常に潜む詩的瞬間や都市の息づかいをすくい上げることで、個と社会、記憶と風景の関係性を静かに問いかけます。
彼らはまた、東京で大西タダシによって始動した屋外写真プロジェクト「ROZOU Project」の香港展開を担い、建物や壁面に写真を投影するという手法で、公共空間と人々の間に新たな対話の場を生み出してきました。
現在、このプロジェクトは日本、ウクライナ、フィンランドなどにも広がりを見せています。
Somethingnoizeの活動は、都市に寄り添いながら、視覚芸術としての写真の可能性を拡張し続けています。
STREET PHOTOGRAPHY NOW
27カ国・90名の視点が交差するストリートフォトの現在地
本展では、公募によって集まったシリーズカテゴリーとシングルカテゴリーの作品を展示しています。
同時代を生きる写真家たちが、それぞれの視点で世界をどのように捉えているのか——
文化や背景の異なる90名の写真家による、ストリートフォトを通じた今この瞬間のまなざしをお楽しみください。

展示即売
シリーズカテゴリーに参加している写真家のプリントやZINE、作品集などの販売を行います。
Information
【会場】
世田谷美術館 区民ギャラリーB
〒157-0075 東京都世田谷区砧公園1-2
【会期】
2025年8月14日(木)〜 8月17日(日)
10:00〜18:00(最終日は16:00まで)
入場無料
TOKYO STREET PHOTOGRAPHY FESTIVAL(TSPF)は誰でもご入場いただけます。
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入場料無料
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期間中は何度でもご来場可能
事前登録特典
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会員向けイベントや展示会のご案内をメール配信
事前登録方法
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FRAME TOKYOのサイトにアクセスしてください。
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新規会員登録をクリック。
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フォーム上の必要事項を入力してください。
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フォーム送信後に承認メールが送信されます。
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サイトのイベントページで事前参加登録告知をクリックし、参加申込ボタンをクリック。
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フォーム上の必要事項を入力し、参加登録ボタンをクリック。
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受付完了メールが送信されます。
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会場にて受付完了メールをご提示ください。スタッフから限定ステッカーをお受け取りください。