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好きな写真家BEST2

My Favorite Photographer Best 2


みなさんこんにちは。FRAME TOKYOのTAKESHIです。最近は状況が状況なだけに、家で過ごされている方も多いかと思います。そんな時間を有意義に過ごすべく、手持ちの写真集を見返してみてはどうでしょうか?撮ることから離れて客観的に写真と向き合う時間も自身の役に立つと思います。今回は、改めて写真集を見返す中で、「やっぱり好きだな。」と改めて思った写真家・写真集を紹介しようと思います。

Hello everyone, I am TAKESHI. I hope everyone is doing well and I guess many people still need to stay at home because of COVID. It seems that it is difficult to go outside to do something compared with before pandemic, but why do not you use this time to observe inspiration form phonebooks instead of shooting? I think it is also good to take back form taking photos and look at photos objectively. For this time, I would like to share 2 best photographers I love.


Peter Lindbergh “ON STREET”



一人目は、言わずと知れたファッションフォトグラファー、巨匠ピーター・リンドバーグ氏です。数々のスーパーモデルを撮影した写真は、「ヴォーグ」や「ハーパース・バザー」などのファッション誌に掲載。ナチュラル姿をリッチなモノクロームの階調で表現された、その時代を代表する数々のファッションフォトを生み出しました。写真集はいくつもありますが、僕は”ON STREET”という写真集が気に入っています。この写真集には、彼がスーパーモデルを実際にニューヨークの街中を歩かせてそれをストリートフォト的に撮影した写真がたくさん掲載されています。



僕が驚いたのは、ファッションフォトとストリートフォトが両立されていた点です。モデルや服が悪目立ちせず、一人の女性としてのストーリー性とその女性が自身の一部として身に纏うファッションがキャラクターとして写し出されていました。ピーター・リンドバーグの写真ならではの豊潤なモノクロームの美しい階調とリアルさとストーリー性が組み合わされた、僕にとって最高の写真集です。そのバランスは、僕にとってまさに黄金比です。