スピード時代
更新日:2021年1月20日
Speedy Era

みなさんこんにちは。FRAME TOKYOのKYOUSKEです。新年あけましておめでとうございます!!
2021年はどのような年になるのか、本当に心からワクワクしています。ぼくはといえば、
すでに今年2021年達成したい目標、それから今後5年周期毎に達成したい目標をいくつか決めました。未だ何をするにも難しい時期ではありますが、みなさんにとって2021年が実りある年になる事を願ってます。FRAME TOKYOも今後更に飛躍するため日々精進していきますので、今後ともFRAME TOKYOのサポートをよろしくお願いいたします!!
さて、今回の記事では新年という事で、最近思う事あれこれと今年どう過ごすかを簡単に書いていこうと思います。テーマはスピード。最近改めてスピード感を持って行動しなくてはと思ったことがきっかけです。
ぼくは性格上、小さい頃からのんびり事を考え決め、行動に移すのが好きな方でありました。今はやりたい事、出来ることの範囲が大幅に増えたので大分スピード感は変わりましたが、昔はまるでナメクジのようにノロノロでした。なのでせわしなく動き考える人はあまり好きではありませんでした。
例をあげると、小学校の算数の先生はいつも「君たち、計算はスピードが大事なんだよ、分かるかい?」と早口で何度も黒板にスラスラと計算式を書きながら僕らに呼びかけ、ぼくはといえば何のこっちゃと聞き流していたのでいつも居残り組でありました。夏休みの宿題に関しても、秋学期が始まる9月1日までまだまだ時間があると思い、遊び呆けて気づけば8月30日というのが常でありました。(笑)
月日は流れ、今はネット時代真っ只中。今は昔のようにのんびりと自分の人生を過ごしていて良い時代なのだろうかと、ふと思うことがあります。それは現在、インターネットの発展により自分がしたいと思う事を叶える可能性がインターネットが普及していなかった数十年前に比べはるかに高くなり、更に物事の変化速度が激変して早くなった、やったもの勝ちな時代だと思うからです。写真においても、インスタグラムなどのSNSが発達したおかげでプロ・アマ隔たりなくフォトグラファーは良い意味でも悪い意味でも常に簡単に写真を発表することができる時代になりました。
悪い意味とはどういうことかと言うと、例えば自分が撮った写真が、今まで見たことのない、新しい写真・表現手法だと思ったとしても、似た場所で似たような雰囲気の写真を撮る人は自分以外にも山ほどいて、自分が写真をSNSにアップする少し前にすでにアップされていたかもしれない、ということです。そうなれば極端な話でいうと自分のその写真は、先にアップした人の複製物・類似品となってしまいます。自分で撮ったんだから似ていても自分の写真だよ、気にしないよという人は、無論それで良しですが、何か新しい事を発信しよう、または写真で仕事がしたいとする者は、常にスピード感を持って行動しなくてはいけないと思います。
ぼくはストリートスナップが心から好きなので、いつか写真家として仕事がしたいと心から思っています。なのでのんびりしてはいけないと常に思ってます。その理由は、時間というのは止まることなく進むばかりで、自分が休む間に世界にいるたくさんの写真家が、目を奪うような写真を撮り発表し続け、素晴らしいプロジェクトを作り続けているのが現実だからです。そして今の時代は行動した者勝ち、写真においては撮った者、写真を何らかのメディアに出した者勝ちだと思うからです。